BURGHLEY HOUSE その2
500年近く、同じファミリーが、同じ家に住んで
いるが、皆がみんな、アートに造詣が深い訳
ではない。今、現在、この家のインテリア、
室内を飾る多くの絵画や家具、陶磁器の
コレクションは、5代目当主John、及び、
9代目当主Brownlowの貢献とされている。
5代目は、イタリア人の画家Verrioを引っ張ってきた張本人。
奥方はチャッツワースに住むデヴォンシャー卿の娘である。これで
ギボンズの彫刻の謎が解けた。
9代目は、その頃、ポンペイの発見などで人気の出始めた
新古典主義(Neo-Classicism)をいち早く取りいれている。
この手の家を廻る時は、確実といってもいいほど、始めに
ガイドブックを買う。一々読む必要もないのだが、その部屋ごとの
見所をさっと教えてくれて便利である。
Pierre Goleのマルケトリー・キャビネット、Ince & Mayhewの
キャビネット、柿右衛門の置物。
« BURGHLEY HOUSE その1 | トップページ | Gilding »
コメント