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2007/10/21

椅子?その1

うちのダイニングのテーブルには、トーネットのアームチェアーと
イギリス18世紀末の椅子、19世紀初頭の椅子が合わせてある。

ラスティックなパインのテーブルなので、少し印象を締めようと
思ってのことでのあるが、、、。

時に友人が訪ねてくる。トーネットの椅子は、認識するが
後の2脚をアンティークの物と認識する友人は(今の所)いない。

それもそのはずで、その椅子、今の椅子となんら変わる所がない。
4本の脚。布、または皮を張った座面。背ずり。木製。
(細かく言えば、古い方はマホガニー製、もう一脚はオーク製)

キチッとレストアされて、使い込まれているので良い色である。
あまりにも普通に溶け込んでいるので、それを美術館の、
または骨董商(アンティーク・ディーラー)のそれと、
見間違うことは十分ありうる。しかし、椅子(家具)は道具である。

使われて始めて真価を発揮する。時々、100年以上の前の椅子は
強度的に座れないなどといった記述を、アンティーク家具屋の
HPで目にするが、それは違う。あの宮大工の方が言ってたように
100年経って育った木は、切られて、製材されて、家具になり
さらに100年持つのである。

この、何百年以上も変わっていない、「椅子」というフォーマット
をどうデザインするか?? 

素材というのは1つの手。木から鉄。鉄から、合金、プラスティック、
紙、樹脂、、、、、その他諸々。木の椅子に対して、曲げた鉄パイプ
構造のカンチレバーの椅子が登場して時は、衝撃だったに違いない。

さて、誰がうちの椅子たちに気付くか私の密かな楽しみだった
りする。こいつは、200年以上も前の椅子に座っているなんて見当
付かないだろうなあと。

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