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2007/10/07

Ormolu

これはオルモルと読む。
一般に家具付いている金色の装飾金具はこう呼んだりする。

英語なのかフランス語なのか、ちょっと悩むこの言葉。

実は、日本語のカタカナ英語と同じで、英語のカタカナ仏語。

もともとは、フランス語の"or"(金)と"moulu"(粉末の、
打ちのめされた)からの造語。だから、フランス人には
基本的には通じない英語の単語です。

一般にオルモルと聞くと鋳造したブロンズにファイア・ギルディング
で金箔張りをしたものと思いがち。しかし、これはフランス式の
方法。これは"Bronze Dore"(ギルト・ブロンズ)と呼ばれる。

イギリスで呼ぶオルモルは真鍮に似て、銅と鉛との合金、
しかし分量が違うらしい。そして。金箔は上に張らず、その物
自体を磨いた物。

だから厳密に言うと、オルモルと、ギルト・ブロンズは違う物
ということになる。が、商業的にはごちゃ混ぜに使っているのが
現実。

写真:ギルト・ブロンズの取手や鍵穴(エスカッチョン)。
    フランス、ルイ14世時代のコモド(Commode)から。

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