"Pie-Crust" Table
”パイ=クレスト”テーブルと呼ばれるテーブルがある。
一般的には、18世紀の中頃、お茶を飲むのが流行し始めたのに
伴うように、使われるようになった俗にいう”ティー=テーブル"に
少し変わった丸天板が付いた物である。
ウォルナットの時代の3本脚の蝋燭立てがマホガニーの時代に
変わり、世相と共に、ニーズに伴うように紅茶を給仕する為に
デザインされたテーブルである。軽く、天板が裏の脚への接続部を
軸に直立する為、使わないときは部屋の隅へ置いておける。
秀逸なのは天板のデザイン。
天板の際の部分がやや高く、ホタテ貝殻模様(わかりづらい)で
ぐるっと、彫刻されている。パイの外側の際の所に似ている所から
”パイ=クレスト”と呼ばれるのだが、誰がこんなデザインを思いつ
いたかてんで見当が付かない。
ただ、このデザインのテーブルは結構残っているので、人気の
デザインの1つだったに違いない。
(↑の説明わかりづらいので写真見てください。)
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