UV-VIS- Spectrometry
紫外・可視分光分析
UVはUltraviolet、紫外線、VISはVisible、可視光線の事。
これらを使って、分光分析をすると言う物。
こんな説明では、なんのこっちゃって感じですが、要は、紫外線、
可視光線を使って、塗料内または木部内で使用されている顔料や
染料を明らかにしてしまおうと言う試み。
そして、その特別講演がドイツ、ミュンヘンの家具保存修復センター
の Dr. Heinrich Piening によって行われるます。
場所はロンドン、ウォラス・コレクションにて3時より。
入場は無料。
個人的に、この方法にはかなり興味があります。家具のマルケトリー
には、そのままの生の色ではなく、染色して使われている物が
かなりあります。特に、青や緑は自然界の木から取れない色なので
どんな染料を使っていたのかは、とても興味深いです。
イギリスでもヘアウッド(Harerwood)と呼ばれる木があります。
たいていはシカモア・メープルを緑に染めた物と解釈されています
が、その緑が何を使って染めているのかは、僕ははっきりと
知りません。
絵画でも顔料を見ると、色々な事がわかると言います。これで、また
家具への洞察が深くなると面白いです。
注:ただしこの講演の話は、ウォラス・コレクションのHPには書いて
ありません。
« Furniture Woods 3 | トップページ | Puzzle! Puzzle!! »
コメント