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2008/02/17

UV-VIS- Spectrometry その2

UV-VIS- Spectrometryの講演に行って来た。

少量のサンプルを現物から削りだして取り、顕微鏡等で解析
すると言う方法は、絵画などの修復では広く行われる事であるが、
作品から、オリジナルのマテリアルを、少量ではあるが、取得しな
ければならない。

しかし、この方法は、分光器に繋がれた3cmぐらいの光源とカメラ
のような装置で表面上から、ピンポイントでその場所の、染料や
顔料を解析出来る。

この分光法、辞書によれば「物理的観測量の強度を 周波数、
エネルギー、時間などの関数として示すことで、対象物の定性・
定量あるいは物性を調べる科学的手法」とある。つまるところ、
対象物から放射された電磁波を測定すし、それをサンプルと
比較する事により、対象物が何であるか特定する。

今の所、このデータベース、ドイツの学術機関2箇所とウィーン
の一箇所が合同でこの手法のデータベースを構築中という。
結局、比較する所のデータベースがないと話しにならない。
解析自体はほぼ手作業で数日かかるものではあるが、9割以上
の確立で確かである事が確認されていているという。

18世紀後半のドイツの家具作家David Roentgen(何度聞いても
彼の名前は発音出来ない。レントゲンの発明者のレントゲンさん
と同じです。)、彼の使った染料の中には彼しか使わなかった
物があるという。そうすると、この染料が使ってあるかないかで、
その家具が彼が作った物かどうかがわかる。

そんな使い方は稀であるが、まだまだいろいろな方法に応用
出来そうで楽しみであるが、まだまだ学術的な試用の段階、
1ワークショップが導入して、使いこなすにはかなりのコストに
なりそう。

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コメント

また、リンクさせていただきまーす。
lo spettrografia molecolare の話に少しふれたので…
私も、始めはおもしろがって、いろいろ鑑定にかけたりしてました。いやー、物質って長生きするもんですねぇ。人間が物質に自分の足跡を記述しようとしたわけが、今更ながら理解できます。
 でも、あんまり頼りすぎても、ね。どうしても、ってところと、アソビ半分で使うのがいい感じ。

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