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2008/07/02

Ivory Tea Caddy

アイボリー・ティ・キャディ

Blog

今では、アルミの真空パックなどの、完全にお茶の香りや味を
封じ込める事が出来る文明の利器が存在しますが、その昔は
ティ・キャディと呼ばれるものに入れて、鍵までかけられて、家庭で
保存されていた物なのでした。

そもそも、イギリスがお茶と出合ったのは17世紀と言われています。
最初は、コーヒーと同じく、薬のような飲まれかた、それが、
チャールズ2世の奥方、ポルトガルから嫁いできたお姫様がお茶を
飲む習慣を、本国から持ち込み、上流階級に広めました。その後、
お茶に砂糖を入れて飲む習慣が広がり、お茶、砂糖の輸入が増えた
そう。

しかし、まだまだ庶民の手に届く物(大体高校卒業したばかりの子
の年収ぐらいの感じ)ではなく、今の感覚では考えられないぐらい
高価な代物。しかし、上流階級で習慣として定着した為、それに
伴い色々な家具がデザインされました。お茶のポットやカップを
載せた銀のトレイの形が、そのまま天板の形になっている、俗に、
ティ・テーブル、もしくはシルバー・テーブルと呼ばれる物。ポット
を乗せる為のケトル・スタンド。そして、お茶をしまっておく
ティ・キャディ等など。

あまりにも高価だったお茶、ティ・キャディにしまい、鍵をかけ召使
などにも触らせない。中は、鉛張りで、密閉が出来るようになって
います。このティ・キャディ、メインに象牙、黒い線は鼈甲、真ん中の
プラークはシルバー製。高価な物を入れるため相応とも言える箱の
仕上がり。やはり、高価な物は、小洒落た入れ物に入れたいのは
人の性。このほかにも、果物の形の物や、大き目の箱を開けると
2つの違った紅茶の葉のコンパートメントとガラス製の混ぜる為の
ボウルが入っている物など、多種多様。世界中にコレクターがいて、
目が飛び出るほど高価な金額で取引されています。

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