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2008/11/17

Oops!!

ウップス!!

日本語では「しまった!!」「おっと!」なんて訳します。

Blog4

マホガニー製のヘップルホワイト様式のダイニング・チェアー。
左上の□が、折れた前足の断面。横からと下からと座面枠材の
ほぞが(ブナ材の為、白いです)。ブレイス(Brace)と呼ばれる
筋かいが斜めに入っています。これは1780年頃からビクトリアン
の初期1840年頃までに見られる特徴。

ここまで綺麗に折れているのは本当に珍しいです。木材の
せん断力がどうのというより、外側から内に向かってかなりの
衝撃がかかり、ほぞが切ってある一番弱い所が、ちょうど接合部
を支点に"ボキッ"っと、行ってしまったようです。要は、誰かが
座っている椅子の足を単純に蹴ってしまったのだろうと想像
しますが、、、。

それにしても、木材言うのは、木目に沿った方向に掛る力に
対しては、ものすごく強いですが、木目を横切る方向からには
ある程度弱い。だから、その当時の椅子はその用途に合った
使い方をしないとすぐ壊れていたでしょうね。椅子をダイニング用
や安楽用、挙句の果てには踏み台代わりに使ったりする
現代人の生活に、昔の椅子はやや酷かなとも思ったりします。

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