« Folding Ladder | トップページ | ペーパー・メディアの行方 »

2008/11/26

Specimen Marble Top

スペシメン・マーブル・トップ

Blog5

スペシメン・マーブル・トップと呼ばれるものである。イギリス家具
としては18世紀の後半以降から、良く見られるもの。その
ほとんどがイタリアからの輸入物で、イギリスの現地で作った
脚(ベース)を合わせてテーブルを作る。

普通は直径40~50cmの小さいものが多いが、写真のように
1mを超える大きなものもある。表面は、113種類の様々な
マーブル、半貴石(または準宝石)と呼ばれるラピス・ラズリ、
マララカイト、ブルージョンなどで飾られている。デザインと言う
よりはサンプル・ピース、カタログ的な意味合いが強そうな物
である。

このテーブルの脚はローズウッド製のかなり彫刻の入った物。
時代的にはヴィクトリアン中期の物と想像するが、このテーブル
でご飯を食べたとは思い難い。あくまで、ショールーム等に
置かれていた物であろう。

それにしても何とマーブルの種類の多いことか。中には閉鎖して
しまった石切り場からの物も少なくない。主な産地はイタリアを
筆頭にギリシャやポルトガル、フランスとスペインの国境に跨る
ピレネー山脈付近でも良質なマーブルが取れる。

いったい、どうやって加工したのか?、と言う疑問がいつも付き
まとう。19世紀には蒸気の力が使われだしたので、切る事や
研磨する事は容易になったに違いないが、それでもこの天板を
作るには相当の労力を要したに違いないと思うのである。

« Folding Ladder | トップページ | ペーパー・メディアの行方 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Specimen Marble Top:

« Folding Ladder | トップページ | ペーパー・メディアの行方 »

フォト

instagram

2024年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ