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2008/12/09

彫る その2

Carving #2

コツコツと彫刻をしていると、ある瞬間、木の固まりの中から
ある形が、突然生まれてくる時がある。すごく漠然とした
言い方だが、前回のブログで書いたライオン、欠損した部分に
オークの木の固まりを糊でくっつけていく。そして、それを彫り
出して、ある所で彫刻ノミをポンと入れた瞬間、木の固まりが
ライオンの頭に変わっていくのである。

Blog1

ルネッサンス期のミケランジェロは四角いマーブルの中に
出来上がりの彫刻像を見たと言い、ノミでいきなり彫っていった
らしい。一本の木から仏像を彫り出す仏師も、同じよ言うに、
木の中に仏様が見えると言う。どちらも神のお導きのままにと
言う訳だが、天才でも神童でもない私は、もう片方のライオンと
見較べ、線で罫書き、ちびちび彫っていくしかない。そういう意味
では自分はアーティストタイプと言うよりは職人タイプなんだろうな
と思ってしまう。

上の写真は、ライオンの顔が出て来たと思った瞬間。まだまだ
荒彫りで大体の形しか出来ていない。しかし、そんな瞬間から
彫っているものが我が子のように感じるのかもしれない。

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