ペーパー・メディアの行方
Where do paper media go??
昨日ネットでこんな記事を見つけた。
*****廃盤CDを1枚から販売、コロムビアが再生サービス*****
コロムビアミュージックエンタテインメントは12月から、廃盤や
在庫切れになった音楽CDを再生し、販売するサービスを始める。
インターネット上の専用サイトなどで1枚から注文に応じる。
まずチューリップ、榊原郁恵さんなど1970―90年代の
人気アーティストの作品から始める。新作のヒットが出にくくなる中、
少量生産に対応、受注機会を増やす。
販売価格は1枚2500円。毎月100作品程度発売し、2009年3月
までに5000枚の受注を目指す。
[11月26日/日本経済新聞 朝刊]
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なんとも、素晴らしい話である。レコード世代で、CDにまでは
何とかついていけるものの、音楽をダウンロードすることには
まったく興味が無い(ipodも然り)が故に、このサービスは有難い。
まあ、それが故に、修復なんて事をしているのだろうけど。
HPの方の参考文献に載っている書籍達。今ではほとんどが絶版
だったりする。延々家具が載ってるマニアックな本が、早々
売れる訳がないのは、わかるが大概の場合は初版を売り切って
絶版となる。それ故に、10年ほど前の本でも古本屋で見たりする
と、プレミアがついて元の値段より高い場合なんてのがよくある。
博物館や大学などの非利益団体が、学術目的に昔の書籍を
デジタル化してオンライン上に公開していたりするが、まだまだ
数は知れたもの。最近の出版物はDTPでやっているはずなので
データとしてはデジタルで残っているはず。そうであれば、上記
のCDのようなサービスを本でも出来るのではないかと思うのだが。
その場合、紙の上に印刷する必要はないが、今現在の
電子ブックの端末の使い勝手には、ちょっと気が引ける。せめて、
LCDを束ねて、本のように出来ないだろうかと思ってしまう。本の
形なのだが内容を書き換えられる本だけど、本じゃない端末。
こういうのが実用化されると、うちの参考文献用の本棚達も
本当にすっきりとするのだが、、、。
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