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2009/02/03

手強い奴ら

Tough Guys

一日鉋をかけていた。

30分毎に刃を研がねばならない。

7インチx5インチx1インチに上側だけ面取りを施した台。
ただ、相手がそんじょそこらの材ではない。

Blog4_2

左奥に見えるのがパープルハート(Perpleheart)、手前に
インドネシア産のエボニー(黒檀)、マカサーエボニー
(Macassar Ebony)にウェンジ(Wenge)。

どれもこれも、普段鉋をかける類の材でない。台座として作って
いるので暗い色の重い材が選ばれたようだ。ただサイズ的に
マカサーエボニーは、ある程度以上手に入る事が出来なかった
のでインドネシア産での代用となった。パッと見ウォルナットの
ような目。鉋をかけるとローズウッドの様。さらに木目の向きが
一定方向でないので、注意しないで鉋かけると目を起こしてしまう。

Blog2

一番大きいNo.5 1/2のかんなで大体の荒削り。しかも、木目に
対して直角にかけていく。それに手前のローアングルの
ブロック・プレーン(Block Plane)、キャビネット・スクレーパーで
仕上げる。小口はハイアングル、ローアングルの
ブロック・プレーンがものをいう。この手の南洋材には、いまいち
日本の鉋は向いていない。日本の鉋でもローアングルの物を
カタログで見たことがあるが、持ってはいないので西洋の物を
使う事になる。

使い勝手は悪くない。刃の調整もダイヤル式で簡潔である。ただ
ひとつの難点は刃は著しく軟い。それ故に30分に一度は研ぐ
羽目になってしまう。Dickと言うドイツの工具屋さんで日本の鉋
の刃のような二種類の鉄を合わせたローアングル用の刃が
購入できるがまだ試したことはない。

一日鉋かけ終わると本当にグッタリしてしまう。

まあ良い運動であるが、、、、、。

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コメント

はじめまして。
http://www.tsune36.co.jp/top.shtml
Dickの鉋の刃は常三郎鉋の刃です。
わざわざ逆輸入しなくても買えますよ。

貴重な、情報有難うございます。
早速問い合わせてみよう。

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