ウブモノ??
うぶもの
聞き慣れない言葉だが、骨董業界で初めてマーケットに出る、
倉に眠っていたようなで物の事を言うらしい。
先日、座面が落ちていた椅子を剥がし始めた。
デザイン的には1810年頃のリージェンシー(Regency)の椅子。
よく見ると、座枠の上側にスタッフィングを止めてあったタックスの
跡しかない。と言うことは、このウェビング(力布)やスタッフィング
は一番最初に張られた時の物と言う事になる。
さすがに一番上のトップカバーは替えられていた。もともとは真鍮
鋲が座枠の下側に打ち込まれていたようだ。座枠の下側に列に
なった穴が見える。
スタッフィングはお約束の馬毛。今の家具にはほとんど見られ
なくなった。
座面が落ちている訳でした。ウェビングが、、、、。
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