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2009/06/02

Longcase Clock

ロングケース・クロック(おじいさんの時計、Grandfather Clock)

その昔は、時計イコール時間を測るものであった。日時計や
水時計は紀元前のかなり昔から、人々によって使われてきた。
その日の一日の目安を知る事の出来る日時計。ある一定時間
を計ることが可能な水時計。しかし、この2つはあくまで実際的な
観念を測るものであり、今現在私達が使用している、いわゆる
時計と呼んでいるものとは大きく異なる。

時間を単位として計る機械式の時計と言うものが発明されたの
は14世紀まで待たねばならない。しかし、この頃の時計は1日に
15分もずれてしまうかなり曖昧な物。毎日日時計などによって
修正しなければいけない代物であった。

電池や電気のない時代、時計の動力は主に、ゼンマイか錘に
よる物であった。16世紀になるとあのガリレオが革命的な発見
をする。振り子の周期が振幅によらず一定でだと言う事。これに
より振り子時計が発明され、一挙に時計の精度が上がる。
その後の研究により振り子の長さは1m程が一番精度が良く、
錘をなるべく重くすることによって、8デイズ・クロック(8日間動き
続けることの出来る時計)の登場となる。これで、時計の錘を
一週間に一度上げればよくなったのである。

もともとは壁に取り付けて、錘を下に垂らしてあった時計だが、錘
が重くなるにつれて、何か違う方法で安全に固定する必要が
出てきた。

Blog5

そして、考え出された形がこれである。ちょうど1650年頃の話で
ある。一番上の取り外しが出来るフード(Hood)、扉を開けて錘を
上げる。扉に付いた小さな丸い覗き窓は、中の振子を確認する
ための物。時計の本体は一番上、真ん中のボディの部分は錘と
振り子の為の物。初期は6フィート(180cm)ほどだった高さが、
ジョージアンの時代に入るにつれどんどん高くなり8フィートある物
も珍しくない。

意匠に関しては前のブログ「Seaweed Marquetry」を参照。

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