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2010/03/18

Treasure hunting

宝探し

たまたま、友人が読んでいた雑誌。その名も「Treasure hunting」。
覗いてみる、たくさんの金属探知機の広告。あの、ヘッドフォンして、
棒にお皿が付いている物を地面に当てているあの図。

Covers_new1

日本は、木と土の国だから、あまり金属探知機でっていう話は
あまり聞かない。しかし、ここイギリスでは、かなりの愛好者が
いるよう。元手が少なく一攫千金ってところだろうか。

それこそ、ジョージアンの銀貨やそれ以前の物、ローマ時代の物
なんかが見つかったりする。そんな物を売買する業者もいて、
老古学的な見地からも、デテクター(探知者)と呼ばれり彼らの
見つけた物が大英博物館等に多額で買いあげられたりしている。
確かに一攫千金なのである。

スッタフォードシャーの貯蔵庫と呼ばれる、場所から見つかった
中世の金の装飾品達。

Nearly1500piecesinthestaffordshireh

アングロ=サクソンの金の装飾品の発見として最大の物と言う。
この国の文化財の管理は独特で、この国にとって価値のある
美術品の場合、国がその物のオーナーから買い取る権利を真っ先
に有する事が出来ると言う物。しかし、その物の市場価値での
金額をオーナーに支払わなければいけない。

イギリスの中世は暗黒の時代と言われる。ローマ人が去った
5世紀以降、ノルマン人がやって来た11世紀頃までは、信憑性が
あり残っている文献が乏しく。あまり詳細な事はわかっていない。
この貯蔵庫はローマ人が作った幹線道路沿いにあったそうで、
現在は農地になっている。その頃はアングロ=サクソン人が
七王国を築き、お互いせめぎ合っていた頃。

そのオーナーに支払わなければいけない額、£3285000也。
日本円で4億円ぐらいだろうか。その額は見つけた本人とその土地
の所有者で折半される。その額を基本的に募金、献金によって
賄わなければいけない。期日までに集まらない場合は所有権は
オーナーに戻り、好きに売却出来てしまう。つまりこの国から永遠に
亡くなってしまう可能性もある。期限は4月の17日。さてどうなるのか。

Staffordshire Hoard
http://www.staffordshirehoard.org.uk/

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