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2010/04/08

Glass

ガラス

今どき、ガラスと言っても、別に目新しいものではない。巷の
そこここで使われている。ガラスのない風景、田舎に行けばある
が、都会の真ん中でガラスのない風景と言うのは物凄く
味気無い物に違いない。

ガラスの歴史は思いのほか古い。誰がどこで作り出したかは
わかっていない、が、紀元前2~3000年前にメソポタミア地方
(今のイラク周辺)で作られた物が発見されている。その後、
エジプトへ伝わったようだ。

比較的、ヨーロッパでは盛んだったガラス製造、イギリスに入って
来たのはローマ人のお陰。その頃は、木々が燃料で炉を燃やし
ていた為、燃料の豊富な森の中に工房が作られた。取れる木々
が無くなると、また違う場所へと移動。定住しだしたのは、
ジェームス1世の時代(1615年)に、燃料に木を使うのを禁止して
から。これ以降、炉を燃やすのに石炭が主に使われるように
なった。

ガラスの主材料はシリカ(Silica)と呼ばれるケイ酸(ケイ土)に
炭酸カリウムを加える。1677年には
ジョージ・レイヴェンズクロフト(George Ravenscroft)が、それに
酸化鉛を加えたガラスを作り出すことに成功。従来のガラス
より強度が増し、使い勝手が良くなる。家具に初めて使われた
のも恐らくこの頃。ブックケースの扉やロング・ケース・クロック
等が主な物。しかし、まだ大判のガラスが作れない為、縦横に
格子が入り、小さいガラスを組み合わせて大判を作っている。

Img_0002

この頃の平面な板ガラスの作り方は2種類。上の図のように、
竹輪のような円筒の物を作り、その後テーブルの上に広げ平ら
にする方法。または、下の図のように吹きガラスで丸く広げた
ガラスをさらに広げ平らにしていく方法。どちらにしても5~60cm
の大きさが限界だったよう。

Img_0001

一番現代ののガラスと違うのはその色、不純物が多い故か、
何かが余計に入っているのか、本当に透明な現代のガラスに
比べるとかなり青っぽい。下の写真の左が古い物。右が
現代物。故に、古いガラスをストックしなければならなかった
りする。流石に壊れたガラスは修復不可能。取り替えるしか
無かったりする。

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