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2010/05/23

Made by Harrods

ハロッズ製

イギリスに観光に来た事のある人なら、(恐らく)誰でも知ってい
る名前。ハイド・パークから歩いてほど遠くないとこに立ち尽くし
てる。歴史は古く、1834年にチャールズ・ハロッド氏
(Charles H. Harrod)が八百屋の卸しを始めた事に始まる。今の
場所に移ったのは1851年、クリスタル・パレスの大博覧会の年。
先日までエジプト人のオーナーだったが、つい先ごろカタールの
王族の所有する投資会社に買収された。

P1070348

エドワーディアン期に作られたと思われる、俗に言う
シェラトン・リヴァイバル(Sheraton Revival)の
ビューロー・ブックケースの裏に付いていた、トレード・プレート。
今でも、ハロッズは家具を売っているが、どうやらその当時は
職人まで抱えていたように思える。羽振りも良かったようで、
テームズ川辺には大きな倉庫まで持っていた。

Harrods2

いまでは、高級マンションに内部が改築されてしまったが、
1894年に建てられたこの建物、未だに健在である。

P1070350

P1070351

ジョージアン期の物に比べると、女性的にややほっそりした
プロポーション。サテンウッドのベニアにキングウッドの
クロスバンディング(Crossbanding)。そして油彩のペイントと100年
以上前の物とは思えないコンディション。流石ハロッズ製。

以前、丁度その頃(1905年頃)のハロッズの家具のカタログの
復刻版が出た事を思い出した。原本は実家に置きっぱなしで
中身はあまり覚えてない。しかし、ヴィクトリアン期の意匠の
ごちゃ混ぜ的な物だったと思う。日本に入ってきている、俗に
言うアンティークの家具は、結構この頃の物、様式が
多かったりする、、、、。

Harrods

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