「用の美」
"A Beauty of objects used in daily life"
日本における民藝運動の創設者である故・柳宋悦氏は、西洋の
中で特に英国の家具を高く評価していたという。
「一番正格を保って品物に骨を残しているのは英国の物と。」
自宅でも、ウィンザーチェアーやオークの飾棚を愛用していたと
いう。日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中
に「用の美」を見出すことを目的とした民藝運動の創設者の目に
適ったウィンザーチェアー。そこに、ミニマリズム(Minimalism)や
シンプリシティー(Simplicity)といった物が見えたのだろうか?
1800年前後にヨークシャー辺りで作られた椅子。
座は楡(エルム、Elm)製
その他は一位(ユー、Yew)で出来ている。
確かに、何とも言えないデザインである。
オーガニックなデザインとでも呼ぶのか、、、、、。
日本民藝館→HP

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