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2010/07/05

博物館は無料じゃない!

"Admission fee for museum is no longer free any more!!"

英国で今までの労働党から代わって、保守党、自民党の
連立政権が誕生して早一カ月。政府の多額な借金を返済
すべく、自ら嫌われ役になり、様々な財政収入増加、支出削減
プランを打ち出す連立政権。経済もあまり良くない今、解雇
なんかも増えそうな気配、、、。その改革プランで気になったのが、
文化的な物への財政削減。既に、国内の博物館等には来年度
より大幅な予算カットが言い渡されていると言う。いくつかの
美術館・博物館は入場料を取る事検討中だそう。

基本的に、イギリスの国の美術館、博物館は無料である。
2001年の12月から、当時の与党労働党主導による誰もがアート
に気軽にアクセスできる社会というポリシーのもとに全ての
入場料を撤廃。ちなみに、2002年版の「地球の歩き方・イギリス」
を見ると、大英博物館は無料(寄付金)なものの、
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館は5ポンド、その向かいに
ある子供に人気の自然史博物館は9ポンド、その隣の
科学博物館は7.95ポンドと入場料がかかった。そうすると、
1,2時間のちょっとした時間の空きに寄ってみようとはあまり
思わない。

現に、入場料撤廃してから入場者の数が倍に増えた
美術館・博物館もある。特に海外旅行者にとって無料と言うのは
嬉しい事に違いない。しかし、入場者が増えると、入場料が無料と
はいえ、ガイドブックやミュージアム・ショップ、カフェ等でお金を
落としてくれるのでかなりの財源になると思うが、その半面、展示物
を守るコンサヴェーター(Conservator)にとっては厄介なことになる。
入場者の衣服に付着して館内に侵入する埃や湿気は展示物に
とっては天敵。特にロンドンは空気があまり綺麗ではない為、
コンサヴェーター泣かせという。

確かに、少なくとも国民の税金から、幾ばくかの予算が出ている
美術館・博物館。市民は当然ながら無料で入れる権利がある
と言えるかもしれない。しかし、税金を払っていない旅行者などの
外国人からは入場料を取るなんて議論も出ているので、今のうち
にしっかり楽しんでおくのがいいかもしれない。

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