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2010/10/28

Druce & Co

ドゥリュース・アンド・カンパニー

18世紀には、紙のラベル。19世紀になると、木に直にスタンプが
19世紀も後半になると薄い金属にエンボスされたものが釘で
止めてあったりする。フランスと違い、イギリス家具の場合、
意外に家具が作られた工房や売られた小売が、はっきりと
わかる事が少なかったりする。

P1080506

サテンウッドのサイドテーブル。ペインティングのデコレーション。
ぱっと見、エドワーディアンのリバイバルかと思ったのだが、幕板
の裏の製造元(または小売)のプレートを見ると、、、、。

P1080512

               DRUCE & CO
               Upholsterers
            & Cabinet Makers
               Baker Street
                LONDON.W.
                   From
         Second Hand Department

とある。このドゥリュース・アンド・カンパニー、T.C.Druce氏によって
1835年頃に設立され、1864年に彼が無くなるまで、そこで
取引されていたという。

1835年から1864年。丁度ヴィクトリアン前期で、エドワーディアンの
時代まではあと35年程。ということは、エドワーディアンの
シェラトン・リヴァイバルではない。そして、
セカンド・ハンド・デパートメントという文字。その頃、中古として
取引されていた物。つまり、このテーブルはジョージアン最後期の物
で、中古として取引されていたという事になる。

いま、60年代のG-Planやアーコール(Ercol)の家具を買ったり
するのと同じ感覚と言う事だろうか。ヴィクトリアンの前半は、
ジョージ4世、ウイリアム4世の頃の、こてこてと装飾が過多になり
始めたデザインが人気だった時代で、簡素なすっきりした形の
シェラトンの家具は人気がなかったのだろうか??

まさに時代は繰り返すである。

P1080509

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