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2010/10/29

家具道具室内史学会誌 第2号

"Journal of the Japan Society for the History of Interiors,
Furniture and Tools Vol. 02"

2008年に発足した、家具道具室内史学会の学会誌第2号。
特集は「屏風」。115ページ。日本語。

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屏風は家具中でも一番馴染みのない家具かもしれない。今の
一般の家の中で使うとも思えない。しかし、客観的に考えれば、
西洋の額に入った絵画に比べて、折りたたみが出来て、持ち運び、
収納が便利で、TPOに合わせて出したりしまったり出来る優れ物
である。

イギリスだと、コロマンデル・ラッカーと呼ばれる彫漆のスクリーン
(屏風)が有名。コロマンデルはインドの港の名前。そこから輸出
されるのでそのような名前が付いたと言われている。もともとは
中国製の物。イギリスの家具にそのようなスクリーン(屏風)は
あまり出てこない。出てくるのはせいぜい暖炉の前に置く
ファイア・スクリーンぐらいか。

面白いのは、屏風(特に金屏風)が外交上の献上品として、多く
作られたという事。中国や朝鮮、さてはオランダ、バチカン、
イギリスまで。あまり現存しないのが難点だが、屏風と言うスタイル
が国外の人々に認められたという事なのであろう。

第3号はどうやら家具の修復が特集らしいので楽しみである。

もっと興味のある人は↓

家具道具室内史学会

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