How to make a glue
どうやって接着剤は作るの??
家具修復の工房では色々な種類の接着剤を使う。
伝統的に使われてきた膠。温めて液体状にして使う。ローテク。
常温でそのまま使えるタイトボンド社の"リクイッド・ハイド・グル―"
なんてハイテクもある。
"Colle De Poisson"と呼ばれるフィッシュ・グル―または
アイジングラス。チョウザメの物は高いため、タラの物を普段使う。
ギルディングでは"Rabbit Skin Glue"がメイン。スターチ系の糊も
紙などにはもってこい。
それプラス、モダンなPVA(木工ボンド)。可逆性にちょっと問題の
あるゴム系に、瞬間接着剤のシアノ系。それにエポキシ。
もとは1771年にフランスで発行された物(これは英訳版)。
この頃から、膠屋さんという職業ができたらしい。それまでは個々が
自分で接着剤を作っていたことになる。作る時の匂いは相当な物
らしく、大変な様子が伺える。
今では、ほとんどが中国からの輸入なので、この記事にあるような
オールド・ファッションな事をしているのかなあと思う。
一読をお薦め。
→→→記事
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