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2012/03/16

Coleridge Collar

コールリッジの首飾り

話が出てきたのは先月の初め頃。

コールリッジ卿が、2大オークション・ハウスの1つサザビーズを
訴えると言う。何年か前にあった話は、オークションのカタログ
に明記されている説明書きが違ったと言う物。製作年に関する
事で、一世紀(100年)違っていた。もちろん100年違うとヴァリュー
も違う訳で、それで訴えられたはず。

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今回のは、少し違って、御先祖様代々の金の首飾りを、恐らく
売却するつもりで、サザビーズにどのくらいの価値があるかみて
貰っていた。最近のオークション・ハウスはオークションでの
仲介料による利益と同じぐらい、俗に言うプライベート・セールでも
利益を上げている。

オークションは言うまでもなく、売りたい人、買いたい人が集まる
場所で、プライベート・セールと言うのはその売りたい人、
買いたい人を直接マッチ・アップさせるとう、いわゆるディーラー
と呼ばれる人たちの仕事なのだが、世界中に顧客を持つ
オークション・ハウスが参入してきてるのである。

コールリッジ卿、35,000ポンドの価値と言われ、
プライベート・セールで売却。その数年後、購入者がその首飾りを
もう一つの2大オークション・ハウス、クリスティーズに持ち込み、
オークションで売却。なんと、落札金額は313,250ポンドであった。
なんと10倍!!

サザビーズは17世紀に作られたものとし、クリスティーズは
オリジナルの1546年もしくは1547年とした事による違いであった。
モンタグ卿が付けるコールリッジの首飾り。ヘンリー8世によって
与えられて物とされる。

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金は、オーガニックの物などと違い、時代測定(推定)が難しそうで
ある。蛍光X線分析法でもどんな金属が含まれているかは出て
くるが、時代推定はその当時の技術では不純物がどれくらい混入
しているかとか、そういう断片的なものでしか判断出来ない。

裁判の判決ではサザビーズが出した価値額は、「まあ、妥当」と
言う事で両者決着がついたが、この裁判費用は1億円を超えると
言われている。結局、儲かったのは弁護士だけと言う事になるの
だろうか。

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