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2013/02/09

World Woods in Colour

フルカラー世界の木材

家具の修復の仕事をしていると、その作られた材料を知るという
ことはその家具の事をもっとよく知るための手掛かりになる。

そもそも、ほとんどのアンティークと呼ばれる家具について、いつ
どこで、誰が、作ったかがわかっている物は存在しない。それ故
に専門家と呼ばれる人々はデザインや素材、構造などの
少しづつの情報を集め、推測をする。目利きと呼ばれている人
はそれを、その家具を見た瞬間にする訳で、それが飯のタネに
なる。

Dscf9541

材を知るということは多くの情報をもたらす。

数ある木材の本でも、「World Woods in Colour」はよく出来た
一冊である。初版は1986年と意外に古い。2,3年に一回づつ
重版を重ね今に至る。著者のリンカーン氏はマルケトリーの
専門家。だからかもしれないが、アンティーク家具で使われて
いる材のほとんどもカバーしている。

Dscf9542

275種類の材を網羅するこの本、若干、「えっ」と思う写真もあるが
多くはよく取れた写真でわかりやすい。これだったら実際の材を
見ながら、比べれば特定もしやすいのではないだろうか。

もちろん、その背景を知らずに材を知るだけでは、何も見えてこ
ないがその家具を深く知るために第一歩の手掛かりになるには
違いない。

ちなみに表紙にはイチイの木が使われている。

タイトル 「World Woods in Coour」
著者   William A. Lincoln
出版社  Stobart Davies
ISBN    0 85442 028 2


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