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2013/04/14

Hill Top

ヒル・トップ

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日本でも知られているナショナル・トラスト所有の建物の一つ。
カンブリアというロンドンから遠く離れた場所ながら日本人の
観光客が引きも切らないようだ。

このカンブリア、湖水地方と呼ばれるこの地域は、あの
ピーター・ラビットの生みの親であるポッター夫人の愛し、移り住み
亡くなった土地である。

ピーター・ラビット人気で日本語の手書きの看板を見るぐらい。

そのロンドンから移り住んだ彼女が、初めて購入した家が
このヒル・トップである。彼女の死後、ナショナル・トラストに寄贈
された。その時の条件が、室内を何も変えてはいけない、と言う
事。(ナショナル・トラストのボランティアの人が教えてくれた。)

ヒル・トップは17世紀のファーム・ハウスでソーリーと言う村の辺り
にある。エドワーディアンの時代である20世紀初頭のインテリア
は古い物から新しい物までぐちゃっとした、最近の流行のような
感じ。

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1階の居間には地元の家具職人に作らせたドレッサー。その
当時でもアンティークと呼んでいいような家具や
ロングケース・クロックが並ぶ。隣の部屋の隅には、日本の
寄木細工で装飾されたキャビネット。

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2階の彼女の書斎。書いた23冊の本の半分ほどはこの部屋で
書かれた物。部屋のインテリアがそこここにその本イラストの中
で出てくる。そのビューロー・ブックケースの前の椅子はあの
曲げ木のトーネットだったりする。

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オークの重厚な天蓋付のベッドのある寝室はオリジナルの
ウイリアム・モリスのハンド・プリントの壁紙で飾られている。

エドワーディアンの時代は裕福な時代である。イギリスは
南アフリカであった戦争では苦戦したものの国内は
ヴィクトリアン時代の産業革命による右肩上がりのお蔭で
富める者はさらに富み、貧しい物は貧しいまま。裕福層は
毎晩夕飯に数時間かける有様でそのテイストはインテリアにも
反映している。

そんな時代も大量生産時代、世界恐慌、第二次世界大戦と
変化をしていくので、古き良き時代のインテリアがそのままが
見れるのはこの頃が最後なのかもしれない。
詳細は→Hill Top

Pictures above from National Trust Images



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