Old Upholsterer Said. . . .
老いた椅子張り職人曰く、、、
リージェンシー時代のダイニング・チェアーから出てきた
スタッフィング達。
老いた椅子張り職人曰く、
左から、
ココナッツ・ファイバー、藁、海藻(?)、そして馬毛。
馬毛で並んでよく見るスタッフィングの一つである
ココナッツ・ファイバー。一度へたるとお終いで馬毛の廉価版
といった具合だろうか。
奥に見える藁。周りの鳥の巣のようなものが海藻(?)。
椅子張り職人曰く、アフリカ産なのだそう。本当かどうか怪しい
が、紙よりは強い感じがする。
真ん中に見える、スレッドと呼ばれる麻糸の余りや、左の
三角形はレザーの端切れ。昔の椅子張り職人はよく、俗に
言う工房のごみをスタッフィングの中に入れていた??んだ
そう。作業台の下のごみを詰め物の中に。
全てがそうではなく、嫌な客にはって奴なのかもしれないと、
想像してみる。
そして馬毛。
この4つが、椅子張りのスタッフィングの主な物だそう。
それ以外には、新聞紙だの得体のしれない草なんかが、彼の
経験ではあったそうだ。さあ、あなたの椅子の中には何が
入っているのか??
見えないという事は怖いという話でした。
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