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2014/04/27

1867年 パリ万博

Exposition Universelle 1867 PARIS

某オークションハウスで面白い物を見た。

Dscf2638

漆塗りの蓋の付いた大振りのお椀。

蓋の内側にこんなステッカーを見つけた。
「EXPOSITION UNIVERSELLE 1867」
日本の国旗に葵の御紋、そしてインヴェントリー・ナンバーで
あろう「142」。

1867年、日本では大政奉還、パリでは万博があった。

使節団は、幕府の代表として大政奉還前にパリへ行き、帰って
きたときには幕府はなかったそうだ。

何とも皮肉な話である。

このパリ万博は、幕府と薩摩藩が個々に日本を代表して参加
したことで知られる。

薩摩藩の使節団があまりにも厚顔だった為、日本と言う国は
共和国の様な小国の集まりである様なという印象を与えたと
いう。まあ、実際にはその通りになってしまうのだが、、、。

Dscf2635

意匠は梨地に、松、梅に七宝花菱。

梨地にしても、蒔絵にしても金と言うよりは銀、青金を使っている
ような印象を与える。
Jwa09071

イギリスにあるバーリー・ハウスのコレクションにも似た意匠、
松と梅の香合が存在する。

はたして、これが1867年に幕府のパリ万博の出展品であると言う
事を確認するすべはない。

望むべくは東京文化財研究所が1997年に発行した
「明治期万国博覧会美術品出品目録」に何か載ってないかという
ことである。


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