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2016/12/30

ツルサイカチ属

Dalbergia

Honeyview_rose


ツルサイカチ属、聞きなれない名前。

主に木材用に使われる樹木が多い属である。


18世紀のヨーロッパの家具に多く使われる、キングウッド、チューリップウッド、ローズウッドはこの属に含まれる。

1992年、ブラジル産のローズウッドがワシントン条約の付属書Iに掲載され、大幅な輸出規制が行われた。

その後も、ブラジル産の代替え品として、紫檀系と言われるインドカリン属の黄檀、マダカスカルやタイ産のローズウッド、ココボロが規制されてきた。

来年の2日からとうとうツルサイカチ属全てが規制の対象となる。


Honeyview_rose2


世界的に、先進国が不況にあえぐ中で、ここ10年気を吐いてきたのは、中東の産油国であり、ロシアのオリガルヒであり、中国の富豪達であった。

特に、中国の国としての成長は新しい中産階級を産み出し、さらに新たな需要を産み出した。

イギリスでも皇太子を先頭に問題を提起する象牙の乱獲もその影響の1つ。

ローズウッド系のツルサイカチ属もそれに続くようだ。




新たな裕福層が求める家具。

それは、皇帝が宮殿で使用していた様式の家具。

もともとは無垢の紫檀製に、彫刻。

特に竜の図柄。


Honeyview_rose3_2

それに加え、ブビンガやパドゥークも規制の対象になるようで、国際的な取引には許可証なりの認可が必要になりそうだ。




ちょっと前になるが2009年に清の乾隆帝が使用した玉座が、10億円余りで落札されていて、ブームの一端をうかがい知ることが出来る。

200910080540001view

やはりマスの力は強り‼




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