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2018/08/12

Puppenmobel Kanapee

お人形用のソファ


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小さい曲木の人形用のソファ。

実に良く出来ている。

なんでも小さいものはそうだが、ぱっと見、大きなものより廉価に見えたりするが、実は大きなものより手間暇がかかっていたりする。

根付や印籠もそうだし、コスチューム・ジュエリーなんかもそうである。

家具もその例に漏れない。

材はブナの木。

トーネットをはじめとする100年前の曲木屋は、ブナを使うのが普通。今では何でも加工が可能なのにはびっくりしてしまう。

例に漏れず、トーネットの1904年のカタログにも載っていた。

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まったく同じように見えるが、スタンプや紙ラベルがないため、トーネットとは断定出来ない。

値段4クローネ。

クローネは、この頃、この辺りを支配していたオーストリア=ハンガリー帝国の貨幣単位。

1900年頃、大工さんの日当は3クローネだったそう。今の貨幣にすると1万2000円ぐらい。

人形の椅子に、1万6000円は高いか、安いか。

ちなみに、定番のNO.14のベントウッド・チェアは6クローネ。

小さくても手間がかかるという事ですね。

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こうやって、写真で見ていると、小さい椅子にはとても思えない。


このプッペンモービル・シリーズにもスタンプなんかは押されていたのだろうか?

 





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