マナーハウス

2008/04/02

SHAW'S CORNER

ショウズ・コーナー

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ショウズ・コーナーと呼ばれるこの家、ナショナル・トラストが管理
している多くの場所の1つ。エドワーディアン期(1902年)に、牧師
の為の家として建てられた物。

19世紀末から始められた、アーツ・アンド・クラフツ運動の影響を
大きく受けている。何故この建物が、ナショナル・トラストの管轄に
なっているかと言うと、この建物の呼び名の通り、ジョージ・
バーナード・ショウ(George Bernard Shaw 1856-1950)が住んで
いた家なのである。

ジョージ・バーナード・ショウ?? と言うのが多くの人の答えかもし
れない。聞いてみたイギリス人もほとんどが、名前は聞いた事が
あるけど、、、、、誰??、って感じであった。調べてみると、彼は
近代演劇の確立者として有名で、ノーベル文学賞、オスカーも
受賞している。あの「マイ・フェア・レディ」は、もともと彼の戯曲
をミュージカル化した物だそう。

そのバーナード・ショウが亡くなる1950年まで40年余り住んだ家。
良い意味で、その当時の人の生活の良いサンプルである。当時の
最新の物と古い物が、ごっちゃになった家。台所に行くと、1920
年代の鋳鉄のオーブン、ホーローの入れ物、銅製のジェリーの型、
真ん中に鎮座した、こけたヴィクトリアンのパインのテーブル。

その建物が作られた頃、流行したヴォイゼイ(C.F.A.Voysey)のハート
のモチーフの階段。バウハウスの影響が見られるような、初期の
蛍光灯のランプ。ガンジーのポートレート。その後のアール・ヌーボー
に繋がる植物のモチーフのステンド・グラス。

決して、派手ではないし、息を呑むようなインテリアではないけれど、
普通の機能的且つ使い勝手の良いインテリアの好例ではないだろ
うか。

Shaw's Corner
Ayot St Lawrence, nr Welwyn, Hertfordshire
AL6 9BX

National Trust Home Page

2007/12/05

HATFIELD HOUSE

我が家から最寄のマナーハウスの一つであるこの
ハットフィールド・ハウス。エリザベス一世が幼少時に過ごした
場所として有名である。(厳密に言うと、今現在のハウスではなく
隣に立っているオールド・パレスがそうである。)

ロンドンから電車で行きやすく、入り口のゲートは駅降りてすぐ
目の前。もちろんそこから家までは結構歩かなくてはいけないが、
他の足が無いと絶対行けない所よりはましである。ロンドンに観光
に来た際にもちょっと寄れると思うのですが、、、。

エリザベスの時代、16世紀後半に建てられた物なので、
インテリアはチューダー、もしくはエリザベシアンと呼ばれる
オークを基調とした彫刻の多い、見た感じ重い物。イタリア、
ルネッサンスの影響もあってややグロテスクの流れを
汲んでいる。

入ってすぐのホール、白黒の市松模様の石の床に、壁には
オークのパネルに、恐らくフレミッシュのタペストリーが掛かっている。

グランド・ステアケースと呼ばれるメインの階段も総オーク作り。
手すりの上の彫刻は一見の価値ありである。木を触ったことが
ある人なら、わかるがオークは硬い。あまり彫刻に向
いている木とはいえない。少し彫っては砥いで、また少し彫っては
砥いでの繰り返しだったに違いない。

ただこの時代のものは、大概後年手が入れられたりして、そのまま
残っている物は少なく、ここはその時代のインテリアを見るのに
恰好の良い例である。

 

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2007/09/01

BURGHLEY HOUSE その2

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500年近く、同じファミリーが、同じ家に住んで
いるが、皆がみんな、アートに造詣が深い訳
ではない。今、現在、この家のインテリア、
室内を飾る多くの絵画や家具、陶磁器の
コレクションは、5代目当主John、及び、
9代目当主Brownlowの貢献とされている。

5代目は、イタリア人の画家Verrioを引っ張ってきた張本人。
奥方はチャッツワースに住むデヴォンシャー卿の娘である。これで
ギボンズの彫刻の謎が解けた。

9代目は、その頃、ポンペイの発見などで人気の出始めた
新古典主義(Neo-Classicism)をいち早く取りいれている。

この手の家を廻る時は、確実といってもいいほど、始めに
ガイドブックを買う。一々読む必要もないのだが、その部屋ごとの
見所をさっと教えてくれて便利である。

Pierre Goleのマルケトリー・キャビネット、Ince & Mayhewの
キャビネット、柿右衛門の置物。

2007/08/31

BURGHLEY HOUSE その1

バーリー・ハウスに行ってきた。

ロンドンから140㎞ほど北上した、スタムフォードと言う街の郊外に
ある。広大な敷地にぽつんと家が建つ、とは言ってももの凄く
大きいのでぽつんと言う感じはしないが、、、、。

英国の中でも、最も価値のあるマナーハウスのうちの1つにも
数えられ、あの「ダヴィンチ・コード」の撮影にも使われた。

16世紀後半に、バーリー卿の為に建てられたこの家、数回の
大規模な内装の変更を経て、今現在に至る。

ぱっと入って、目に付くのは壁のオークのパネル。いたるところに
ギボンズ(Grinling Gibbons)の彫刻が飾られている。彼は
チャッツワース(Chatsworth)での彫刻でも有名。壁という壁が
タペストリーで覆われている。

そこを過ぎると今度は天井画。これは17世紀のもの。イタリアの
画家、アントニオ・ベリーオ(Antonio Verrio)の作品。11年の歳月
を掛け、多くの部屋が彼の天井画で彩られている。

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