キャピタル・クリスピン・べニアー
もともと"J. Crispin & Sons"と言う名で、"クリスピン"と言う通り名
でイギリスの家具修復家の間では知られる店。1900年頃にロンドン
のショーディッチ(Shoreditch)と言う所で開業したベニア問屋の
老舗。その頃のその辺りは、家具産業の活発な所で、活気溢れる
所多くの職人たちが古い店舗を珍しいべニアを探しに訪れたそう。
現在はキャピタルと言う会社と合併し、業務こそ同じだが社名も
変わり、新しい店舗。
ベニアという、丸太を薄く削ぐ、というアイデアはエジプトの時代
からあったそうで、物こそ、ほとんど残ってないが、絵や文献等の
記述で確認されている。イギリスで盛んに使われるようになるのは
1700年前後からで、その頃の手鋸で引いたものは1/8インチ
(3mm!!)程の厚さと言われる。その後、やや薄く切れるように
なったが1/16インチ(1.5mm)前後で、現在の技術を持って切った
ベニア(0.2mm)と比べると、昔のべニアがいかに厚いかがである。
上は、クリスピンのHPで見られる、ベニアのサンプル。
ブラウン・オークの杢。
扱っているベニアのほとんどの画像が見れるのでかなり便利。
もちろん、昔使われた木材の中で、今ではほとんど使用されない
物もあるので、全てがここにあるとは言えないが、木目がきちっと
見れるだけでかなりの参考にはなる。ただ扱っているベニアの
厚さは0.5mmほどとの事、参考の為。
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Capital Crispin Veneer
Capital Veneer Company Limited
12 & 13 GEMINI BUSINESS PARK
HORNET WAY
BECKTON
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