イベント

2009/05/13

家具道具室内史学会、第1回大会・総会

家具道具室内史学会、第1回大会・総会

昨年発足した、家具道具室内史学会の第1回の総会が開催
されます。シンポジウムのテーマは「玉座」。お隣の中国は
何百年も昔から椅子座。それに比べ日本は、今でこそ椅子に
座りますが、相も変わらずの床座との併用。畳のある部屋と、
ダイニングテーブルと椅子のセットが同じ移住空間に混在する
のが現代の日本の家。シンポジウムでなぜ日本は椅子座化
しなかったのか興味深いことを発見できるかもしれません。

日時:2009年5月23日(土)9時30分-18時00分(9時00分開場)
会場:東京大学 山上会館 大会議室
参加費:会員:無料 一般:1000円
申込方法:お名前・連絡先をメール、FAXにて事務局まで。
               前日(5月22日)まで要連絡。
       Mail:mail@jpshift2008.org  FAX:03-3713-9609

スケジュール
  9時30分~11時30分 研究発表会
   「型而工房の方法論」        アンヌ・ゴッソ 敷田弘子
   「十九世紀フランスにおける室内装飾家の職能
   -セッシャン・フーシェール社の活動をとおして-」鏡壮太郎

  11時30分~13時00分 昼休憩

    13時00分~13時30分 総会(大会議室)

    13時40分~18時00分 シンポジウム
       「玉座」―なぜ日本はイス座化しなかったのか―

       東アジアのユカ座・イス座の歴史        小泉和子
       古代の玉座(仮)                    大隅清陽
       古代王権の表象―槻木・厨子・倚子―      仁藤敦史
       天皇の座~高御座・倚子・大床子・平敷~  川本重雄 

         質疑・討論     

    18時30分~20時30分 懇親会(会場:本郷周辺)  
              ※要事前申込み

家具道具室内史学会
http://www.jpshift2008.org

2009/04/26

FHS Annual Symposium 2009

2009年英国家具史学会年次シンポジウム

シンポジウムが4月25日の土曜日に開催された。

会場はロンドン、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(以下
V&A)、レクチャー・シアター。お題はちょうど開催されている
「Baroque 1620-1800」のエキシビジョンと同じテーマの
「Baroque Furniture and Interiors」。

Blog6

僕の個人的な目的は、普段置かれているAlnwick Castle
(アニック城)のドローイング・ルームが改修中の為が、修復展示
で一時的にV&Aに貸し出されているルイ14世の為に作られた
対のキャビネット。あのヴェルサイユ宮殿の為に作られた
ゴブラン工房からの唯一現存する家具に関するトーク。

ペアのように見えるが実はペアと言うよりは男性と女性を表し
ているのではないかと思われるぐらい違う脚の彫刻部。見えない
所の作りが意外にお粗末な事。18世紀の後半70年ほど不明
だった時期がある事と意外に研究がなされていないのには
びっくり。まあ。1821年以来代々あるファミリーの所有物で一度
もエキシビジョン等に貸し出された事が無いので尚更か。何が
まだまだ出てくるか乞うご期待。

Blog5

バロックは初めて世界規模で広がったアート・ムーブメントである。
カソリックの広がりと共に、イタリアをスタートに近隣の国、北欧や
イギリス、さらに南アメリカやフィリピン等の東南アジア各地
にまで広がった。宗教的な繋がりと建築が一番の特色なの
だろうか。

シンポジウム自体はイギリスの家具史界の層々たる顔ぶれが
集まった。あのBBCの「アンティーク・ロードショー」で見る顔や
ディーラー、オークションハウスのスペシャリスト、研究家、
キュレーターに保存修復家。僕が行っていたカレッジの
チューターにも会った。まあ、相変わらずアジア人はほとんど
いなかったが、、、。

2009/02/07

The Furniture History Society Annual Symposium 2009

The Furniture History Society Annual Symposium 2009

2009年英国家具史学会年次シンポジウム

1964年に創設されたこの英国家具史学会(以下FHS)、毎年
密度の濃いシンポジウムを開催しています。通常2月に開かれる
のですが、今年は何かの都合により4月の開催。テーマは
「バロックの家具と内装」。ちょうど同時期に行われる、
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(以下V&A)の展示
「Baroque 1620-1800: Style in the Age of Magnificence」
合わせた感じになっています。

講演者も多彩でイタリア、オランダ、スペイン、フランス、ドイツ
にイギリスからと一挙にヨーロッパ各国のバロック事情を網羅
してしまうほど。

さらに個人的に興味深いのは17世紀末、フランスはルイ14世の
お抱えの家具職人だったクッチ(Domenico Cucci 1635-1704/5)
がかのゴブラン工場で製作した家具で唯一現存している家具に
ついての講演があると言うこと(プログラム上では10分ほどの
短いトーク)。某オークションの評価付の部門の人間に言わせると、
恐らくこのペア(対のキャビネット)は世界で一番高い金額が付く
である(要は世界で最も価値がある)家具であろうと。
(もっと詳細が知りたければ→

まだ詳細はFHSのHPには載ってないのですが、興味がある人は
チェックしてみては。

日時 2009年4月25日(土) 10:30~16:30

場所 レクチャー・シアター、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
    サウス・ケンジントン ロンドン

料金 FHSメンバーは35ポンド、メンバーでなければ40ポンド(朝
    のコーヒー、昼の紅茶が含まれる)

2008/10/04

Symposium on Wood and Furniture Conseravtion

9th International Symposium on Wood and Furniture Conseravtion

第9回木及び家具修復に於けるシンポジウム

2年に一回、オランダはアムステルダム行われるこのシンポジウム、
今年のテーマは"Vernacular Furniture"、

ヴァナキュラー・ファニチャー。この聞き馴染みのない言葉、
チッペンデールの研究の第一人者だった、故クリストファー・
ギルバート氏の著作にも"English Vernacular Furniture"という
ものがあります。簡単に言ってしまうと、その土地特有の、または
その国特有の物、詰まるところとカントリー・ファニチャーとほぼ
同義なのかなあと言う感じがします。こっちの方が、もっと土着系
なのでしょうが。

日時は11月14(金)、15(土)日。
場所はFelix Meritis Centre、アムステルダム

講演内容は、オランダの片田舎の家具の話から、イギリス、
アイルランド、スコットランドの大英帝国、ドイツ、ルーマニア、
ハンガリー、オーストリア、そしてノルウェー、アメリカ、エクアドル
カナダ、ジャマイカの家具の話まで、多種多様にわたるようです。

詳細は→こちら(ただしオランダ語文もしくは英文)

毎回、このシンポジウムを企画、実行する人たちには頭が
下がります。それこそ、世界中から、この業界のプロが集まるの
で、かなりぐちゃぐちゃですが、とても興味深いです。そして
国際シンポジウムと名を打つだけあって使用言語はすべて英語。

機会があれば、こういうものに参加してみるのも面白いのでは。
(ただし、ほぼ全員が白人です。有色人種は、まずいないので。)

2008/06/10

Grosvenor House Fair

グロブナー・ハウス・フェアー

正式にはグロブナー・ハウス・アート・アンド・アンティーク・フェアー
と言う。イギリスでは一番権威のあるアンティーク・フェアー。
結構、普通の私みたいな庶民が行くと、緊張する、が、実際の
トップ・ディーラーの店に行くよりはまし。

学生の頃、着の身着のままの普段着でマレット(Mallett)に行った
事があった。サザビーズや高級ブランド店が並ぶロンドンの
ニュー・ボンド・ストリート(New Bond Street)にあるロンドン店、
入り口には、ドアマンがいて丁寧ドアを開けてくれる。普段着の
一目見て一見さんとわかる私にもスマイル。

こりゃ、気まずい、、、、。

が、その当時私が行っていた学校の名を言うと
丁寧に店内を案内してくれた、

が、手には汗をかいていた。

とまあ、ディーラーの店に直接行くよりは、このフェアーに来た方が
まだ緊張しない。しかし、入場料は16ポンド(ただし、フェアーの
ハンドブックがつく。これがまた重い!!)。場所はハイド・パーク東側
のパーク・レーン沿いのグロブナー・ハウス・ホテルにて。最寄の
地下鉄の駅は多分、マーブル・アーチ駅。アンティーク好きを自称
するならまずは見てみましょう。

Grosvenor House Art and Antiques Fair 2008
12-18 June 2008
Grosvenor House
Park Lane
London W1
+44 (0)207 3998100